オーストリアのウィーン国立歌劇場バレエ団は16日、日本人バレリーナ橋本清香(Kiyoka Hashimoto)さん(27)がソリストに昇格したと発表した。
15日夜にチャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky)作曲、ルドルフ・ヌレエフ(Rudolf Nureyev)振り付けのバレエ「くるみ割り人形(The Nutcracker)」で主役のクララ(Clara)を演じた後、マニュエル・ルグリ(Manuel Legris)芸術監督が昇格を決めた。
同歌劇場によると、日本人ソリストは中村祥子さん(32)=佐賀県出身=に続き2人目。
橋本さんは2008年からウィーン国立歌劇場に所属している。
ソリストは第1ソリストに次ぐ地位
橋本さんは兵庫県出身。2008年にドイツ東部ドレスデンのザクセン州立歌劇場からウィーン国立歌劇場に移り、10年から準ソリストを務めていた。25日にソリストとしての初舞台を踏む。